日本株

【銘柄観察】8628 松井証券 [証券・商品先物取引業]

主な事業内容は、住宅ローンの貸し出し・取次業務、保険代理店業務、銀行代理業務

ネット専業大手で信用取引貸付が収益源。

配当利回りは、5.00%(株価:800円、(予)配当金額:40円) 


【配当金推移】

中間配当期末配当年間配当配当性向
2019/3月196584225.6%
2020/3月22.522.545188.4%
2021/3月202040100.0%
2022/3月20204089.9%
2023/3月202040131.5%
2024/3月(予)202040

年間配当は、40円が続いています。

配当性向は低下傾向にあり2022年に100%を切りましたが、2023年は再び100%を超えました。

【株価推移

上場来高値:4,370円(2005年)、上場来安値:311円(2011年)です。

株価は、2011年に安値をつけた後上昇し、2020年以降は700~1,000円の間を推移しています。

【業績推移】

営業収益(百万円)当期純利益(百万円)
21/330,08210,283
22/330,61611,439
23/331,0717,823
24/328,8997,029

営業利益、当期純利益ともに2021年より2期連続で前年度を下回っています。

2023年度より、銀行サービス”MATSUI Bank"を開始。(松井証券の顧客限定の銀行サービス)サービス開始後3ヶ月で、預金残高は220億円、口座数は2.3万口座に到達。

日本株について、IPO引受参入率は業界2位の70%となった。

【まとめ】

ネット専業大手の松井証券。

今後は、銀行サービス・FXビジネスによるさらなる収益源の拡大が見込まれる。

株式ビジネスは、市況や世界の経済情勢による個人の心理状態次第。



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